2024-11-18 10:57:00

あかちゃんとお話していますか?

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お腹の中で あかちゃんはたくさんの音を聴いています。

 

お母さんの心臓の音や血の流れる音

家族の声 お母さんの声 音楽 身近な生活の音など

たくさんたくさん聞いているんです

 

あかちゃんにとってお産を一生懸命頑張って出てきた外の世界は

今まで聞きなれた音は無いし

包んでくれていた羊水もない

明るくて  なんだかいつもと違う世界

 

そんな中でお腹の中で聞きなれていた声は、すごく大切な安心材料

 

 

お母さんが抱っこしてくれたら 聞きなれた心臓の音が聞こえる

おっぱいに近づけば 飲みなれた羊水と似たにおいが感じる

お母さんが話しかけてくれれば 聞きなれた安心する声が聴こえる

 

お母さんも妊娠中から何度も話しかけることで

「おなかに話しかける」から「あかちゃんに話しかける」に意識が変化します。

そうなることで あかちゃんのイメージがどんどんと強くなります。

 

お産の時にあかちゃんのイメージを強く持っていると

自分の痛みよりあかちゃんに意識が向きます。

お母さんにとってあかちゃんは大切な存在

そういう母性が芽生えてくると、お産の経過や痛みは

あかちゃんに会えるための通過点と感じるでしょう

 

そうすると 痛みの感じ方が変わります。

 

あかちゃんに話しかけることが、暮らしの中で溶け込み当たり前となれば

産まれてきたあかちゃんに対してもごく自然に声をかけ、お話しするようになっているはず。

 

あかちゃんにとっておむつを替えてもらうとき、抱っこしているとき、

急に触られるのではなく話しかけて触ってもらえれば

 

泣いているときに どうしたの?お腹空いた?おむつかなぁ?と

声をかけてもらえれば

 

どんなに安心することでしょう

 

お母さんにとってもあかちゃんにとっても

妊娠中から声に出してあかちゃんとお話しすることは

幸せが重なること。

 

幸せの連鎖が出来上がっていきます